高等専修学校の学習は専門的な学習が中心です。それぞれの学校やコースにより専門のスタッフが指導を行います。高度な専門技能や資格取得から体験学習まで自分の希望に合わせて指導を受けられます。多くの場合、実際に社会で専門的な仕事を経験してきたスタッフから指導を受けられます。卒業後の就職や進路に大変有利にステップアップできます。
高等専修学校には専門的な学習の他に一般課程と呼ばれる授業があります。一般課程は高校の一般教養を学習する時間です。大学入学資格付与指定校や通信制高校や単位制高校との技能連携がある学校は、高卒または高卒同等の資格を取るためにそれぞれの学習を進めていきます。スクーリングが開講される曜日や時間割、出席時数は学校によって定められています。月2回程度が主流ですが、全日制のように毎日登校型から年5日程度の合宿形式の集中スクーリングまでさまざまです。各教科によって決められた日数を出席しなければいけません。
専門的な課程と一般課程のそれぞれ試験を受ける学校があります。専門課程は資格試験や技能試験などがあり、一般課程は全日制の学校のように科目ごとの試験がある場合がほとんどです。テストの内容は、科目によってはレポート、実技、作品という場合もありますが、定められた基準をクリアする必要があります。
