「公立」と「私立」と「民間」がありますが、公立や私立の場合は、全日制の学校と同じく学割や通学定期も購入できます。また、就学支援金の給付対象にも指定されています。一般的に公立に比べて私立の高等専修学校の方が授業料は割高です。その分、私立の高等専修学校は、学校選びの幅が多くあり自分の希望に合った学校を見つけやすいのが特徴です。また、私立や民間の学校は卒業後の就職も有利な学校が多くあります。公立と私立というよりも、それぞれの学校で授業料は違いますから、事前に調べておくことは大切です。高校卒業資格が必要でない方は、さらに選択の幅が大きく広がります。
多部制というシステムがあり、大別すると朝、昼、夜の時間で自分の生活に合わせた通学スタイルを選べる学校があります。仕事やアルバイトが生活の中で重要な生徒は、無理のない時間に通学し、学校を卒業することができます。また、毎日の授業や生活も安定しているので、生活のリズムも保て、その後の進学や就職に安心して望めます。
高等専修学校は全日制高校のように学力試験を重視しない学校が多くあり、入学時の学力を心配しないで入学できます。また、通常の高校の学習もできる学校もあるので一般教養も学習できます。また、高等専修学校のカリキュラムの特性上4月入学が殆どですが、学期途中から「転入・編入」で入学できる学校も多くあります。すでに他の高校に在学中、中途退学した生徒は、入学(転入・編入)時に取得済みの単位を免除してもらえる場合があります。