通信制高校には、中学校卒業したばかりの生徒から70歳を越える人までさまざまな年齢の人が在籍しています。中学校、またはこれに準ずる学校を卒業した人、または中学校を卒業した人と同等以上の学力があると認められた人であれば、入学可能です。
通信制高校は県外からの入学は可能ですが、広域通信制高校と狭域通信制高校とでは、募集区域に違いがあります。募集区域が限られている学校があるので、各学校のホームページなどで事前に募集区域を確認することをおすすめします。
通信制高校は、毎日通学できなくても進級や卒業ができる学校なので、自宅学習や年に数回のスクーリング・テスト等をクリアできれば、誰でも進級・卒業できます。放送視聴やインターネットを活用できるところもあり、健康に不安のある人、入院中の人でも入学できる学校が多いようです。まずは学校にお問い合わせるところからチャンスは広がります。
通信制高校は、入学試験を設定しているところは少なく、書類選考、あるいは作文と面接が一般的です。通信制高校は自分の体調や興味に合わせて学びの計画を立てていくのが基本になるため、学びたいという本人の熱意や自覚が最も大切です。入学時の学力よりも入学してからの意欲が大切です。面接が重視されるのはそういう理由があるからでしょう。
通信制高校は、転校(転入)ができるところがほとんどで、入学時期については、各学校によって基準があるようです。前の学校で取得した単位や出席日数を生かすこともできる学校がありますから、各学校にお問い合わせすることをおすすめします。
通信制高校には、編入学という制度があるので、入学することができます。前に在籍した高校で修得した単位や出席日数が生かせる場合が多くあります。
①入学・転入・編入