通信制高校の学習はレポート中心です。レポートは自分で勉強したことを教科で定められた課題に解答することによって確認するようになっています。レポートは学校が定めた回数分、教科ごとに提出します。提出方法は郵送やインターネットを利用します。提出されたレポートは教科担当の先生が添削し、評価に反映されます。
通信制高校にはスクーリングと呼ばれる面接指導があります。一般的には登校日という考え方をされています。スクーリングが開講される曜日や時間割、出席時数は学校によって定められています。月2回程度が主流ですが、全日制のように毎日登校型から年5日程度の合宿形式の集中スクーリングまでさまざまです。各教科によって決められた日数を出席しなけばいけません。
公立は自治体および隣接の自治体に制度上限定されやすいので、広域通信制高校を導入 するのは私立学校の場合が多くなります。年間20日程度のスクーリングがありますので、通学に無理のない距離での高校を探すのがポイントです。
通信制高校は、単位認定のためのテストを受ける必要があります。テストの内容は、科目によってはレポート、実技、作品という場合もありますが、定められた基準をクリアする必要があります。基本的にはレポートの内容が中心となりますので、レポートを提出していないと受験できません。