毎日jp(4月2日付)は、佐賀北高等学校通信制の写真部による、初の写真展を開催していることを報じた。佐賀県佐賀市天神の市立図書館ギャラリーで2012年4月8日(日)まで開催中だ。
通信制は自宅学習が基本で、登校は月2回のため、部員全員が集まったり活動を広げることが難しく、同部も活動は停滞気味だった。だが04年にアマチュアカメラマンとしても活動する新原和俊教諭(59)が同校に赴任し部の顧問に就任。「全日制ばかりでなく、通信制の生徒たちにも表現や発表の場を持たせたい」と、中にはカメラ撮影の経験を持たない生徒もいた部員たちを指導して、6年前から県高校総合文化祭写真展への出品に取り組んできた。
「素人ながらも構成や素材を選ぶ力は秀逸」と新原教諭が太鼓判を押すとおり、部員たちは同展の入賞常連となり、毎年九州や全国の写真展に進む活躍ぶり。出品を通して「取り柄がない自分にもできることがある」と、生徒たちに大きな自信を与えているという。
展示されている作品50点超には、過去の自分の写真を抱え現在と対比させたユニークなセルフポートレートや、祖父母のふとした表情を写した作品などテーマは多岐にわたる。「作品に込められた生徒たちのストーリーを見てほしい」と来場を呼びかけている。
引用元:毎日jp「作品展:「今の自分たちを表現」 佐賀北高通信制写真部、生徒らが初/佐賀」(4月2日付)
自分を表現することで、新たな自分を発見することも。彼らの作品からどのような変化や成長がみれるのか、是非とも足を運んでみて欲しい。
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