信毎web(1月30日付)は、長野県佐久市は通信制高校・地球環境高校の野球部が、通信制高校で初の甲子園出場を決めたことを報じた。練習風景などの写真は http://www.shinmai.co.jp/photo/201201/12013001.htm に掲載されている。
通信制高校として春夏を通じて全国で初めて甲子園出場を決めた地球環境高(佐久市中込)の野球部。7人の県内出身選手と、関東や中京地域から入学した部員計25人が晴れ舞台を目指し、2~3人一部屋の寮で生活しながら練習に励んでいる。
通信制高校は毎日通う必要はないが、決められた日数を通学して単位を修得する。同高野球部員の場合、一般の生徒と異なり、平日の午前中は登校し、科目別のスクーリング(面接指導)や野球部単位の学習講座などを受ける。午後は、学校から車で15分ほどの場所にあるグラウンドや学校近くの市総合体育館などで練習している。
ただ、グラウンドが狭く、マウンドや十分な照明設備もないなど施設面では恵まれているとはいえない。週末は終日、練習に充てているが、学校や寮での自主練習は地元との申し合わせで午後9時まで。「(全日制の)他校と比べて、特別、練習時間が多いわけではない」と羽鳥均監督(48)。
最近は積雪のため屋外でのノック練習ができず、走り込みやティーバッティングなどで調整。来月からは県外高校のグラウンドを借りて練習や合宿、練習試合をこなす予定だ。「甲子園ではチャンスで打ち、強豪校を倒したい」。3月21日のセンバツ開幕に向け、外野手の成瀬幸大(こうだい)君(16)=上伊那郡辰野町出身=は闘志をかき立てていた。
引用元:信毎web「重ねた練習 つかんだ夢 通信制で初 センバツ出場の地球環境高」(1月30日付)
時間や場所の制約を受けながらも、ひたむきに練習に励む部員たちの姿には、心を打たれる。甲子園での活躍を祈る。
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