THE KOBE SHINBUN(11月26日付)は、柔道飾磨工高(兵庫県姫路市)の多部制柔道部が、高校定時制通信制大会の女子団体の部で、近畿大会と全国大会ともに初優勝を成し遂げたことを報じた。
また、男子も両大会で4連覇。男女ともに新たな勲章を勝ち取った。
女子は、全日制柔道部のマネジャーを兼ねる2人と三輪光監督の娘、三輪望の3人で出場。男子に交じって技を磨き、夏の全国大会決勝で東京都選抜を2‐0で下して16チームの頂点に立った。10月末に開かれた近畿大会でも天理(奈良)に勝って初優勝した。
「日本一になりたい」と父が指導する多部制柔道部を選んだ三輪は、「先鋒(せんぽう)で流れがつくれたと思う」と話し、土井ひかる主将は「初めてで不安もあったが、負ける気はしなかった」と胸を張った。
同校の全日制をしのぐ強さを誇る男子も、「僕らの代で連覇を止める訳にはいかない」(矢野祐樹主将)と奮起し、3年前から続く公式戦の連勝記録を58に伸ばした。
同一監督が全国大会で男女ともに優勝することは例が無いといい、三輪監督は「子どもたちに感謝している。多部制が10周年を迎える来年までは、何とか男女とも連勝を続けたい」と連勝街道の継続を誓った。
引用元:THE KOBE SHINBUN「柔道飾磨工高多部制 男女そろって全国制覇」(11月26日付)
まさに日々の稽古の賜物。後輩たちも、先輩の勇姿に続いていくことだろう。
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