新潟のフリースクール生が模擬店を出店、収益は寄付へ

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新潟のフリースクール生が模擬店を出店、収益は寄付へ

2011年10月26日

毎日jp(10月8日付)は、葵高等学院長岡校(新潟県長岡市)の生徒が、同市大手通りで行われた地域イベント「米百俵まつり」に模擬店を出店し、収益を東日本大震災の被災地やユニセフに寄付したことを報じた。


長岡大、長岡工業高専の学生約10人の協力を得て共同出店したもので、デザートの販売をメインに、フリーケット、ネイルサロンを実施したという。

 同高では、毎年秋の文化祭「葵秋祭(きしゅうさい)」で自作映画やバンド演奏などを披露してきた。今年は、同祭をさらに盛り上げようと、地域の祭りへの参加を決めた。


 しかし、模擬店出店の経験がある生徒はわずか。そこで、これまで同まつりで、ご当地グルメ「洋風カツ丼」の模擬店を出したことがある長岡大経済経営学部3年、大竹雅之さん(20)や、大震災の被災地でボランティアをしている長岡工業高専機械工学科4年、大平拓郎さん(20)らに協力を依頼し、共同出店することにした。


 大竹さんが昨年の同まつりの店舗の種類、来場者数などを説明。収益計算や接客マナーについて助言した。


 例年、フルーツ系の出店が少ないことからパインやバナナにチョコレートをかけるパフェを1個200円で販売することにした。試作を重ね、果物の立体的な切り方や、チョコレートのかけ方も工夫した。150個の販売を目標にしている。


 実行委員長の同高3年、山本花恋(かれん)さん(18)は「大学生が引っ張ってくれて刺激を受けた。いただいたアドバイスを後輩にもつなげたい」と意欲を示す。


 大竹さんは「ノウハウを高校生に教えることができて良かった。高校生も意見を多く出してくれた」と喜ぶ。大平さんは「高校生と同じ気持ち。当日は楽しみたい」と話した。来年以降も共同出店を予定している。

引用元:毎日jp「米百俵まつり:フリースクール生、初の模擬店 きょう長岡でデザート販売など/新潟」(10月8日付)


このような形で、年齢の近い大学生と一緒に活動すると、年齢の近さによる親しみやすさもあり、さまざまなことを吸収できる。来年からも同イベントにも出店する予定とのこと、楽しみにしている。

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