毎日jp(6月8日付)は、保育士を養成している兵庫県神戸市北区の専門学校・神戸こども総合専門学院が、定時制高校や通信制高校の卒業生を対象に最大20万円の奨学金制度を来年度からスタートさせることを報じた。
同校では現在、20~50代の34人が保育士を目指し、学んでいる。定時制高校卒業生の中には、入学金や授業料分の収入を得てから入学する生徒もいることから、入学金20万円を留保する形の奨学金制度を導入する。
対象は、定時制高校や公立通信制高校を卒業後1年未満までの生徒。保護者の所得に応じて、入学金全額か半額を免除する。他の奨学金との併用も可能。田中英雄学院長は「定時制高校卒業生の就職は非常に厳しい状況。意欲のある生徒に制度を利用してもらい、保育の現場で働いてもらいたい」と話している。
引用元:毎日jp「神戸こども総合専門学院:定時制・通信制高校卒業生にも、保育士養成で奨学金/兵庫」(6月8日付)
学ぶための最初のステップ、入学金や授業料といった金銭的負担は、人によっては大きな足枷となる。少しでも負担が軽減され、保育の現場に人材が増えていけば社会貢献となるはずだ。
トラックバック
このエントリーのトラックバックURL:
http://www.tsuushinsei-search.com/cgi-bin/mt/mt-tb.cgi/100