毎日jp(5月22日付)が、島根県松江市朝日町で今年4月にスタートした通信制高校サポート校「松江未来塾駅南校」の塾長・野中浩一さん(33)の奮闘についての記事を掲載している。
野中さんは大卒後、演劇に打ち込む時期を経て、埼玉県の学習塾で講師を務めた。同じことを教えても、伸びる生徒と伸びない生徒がいる。その違いは、生徒の性格や家庭環境など、人間としての根本的な部分が関係していると考えるようになった。「『勉強』という表面的なことではなく、根本的に生徒を成長させる仕事がしたい」と思った。
以前から地方で起業したいという思いもあり、05年に母方の実家がある島根にIターン。雲南市大東町に菜園がある一軒家を構えた。その後、カウンセラーとして起業。松江市内のフリースクール運営を請け負った。今までに不登校や引きこもりの相談を100件以上受け、40人以上の生徒が社会に出るのを手助けしてきた。
独立して未来塾を設立。通信制高校卒業資格を取得できる「通信制高校サポートコース」、高校卒業後の人を対象にコミュニケーション能力などを養う「社会塾コース」、学習のブランクを取り戻す「学習塾コース」を設け、現在は8人の生徒が通っている。スポーツや議論などを通じて、人間として成長させることに力を入れる。
引用元:毎日jp「しまねのひと:不登校などに対応するサポート校塾長・野中浩一さん/島根」(5月22日付)
フロンティア精神のある若い世代が設立した松江未来塾駅南校。今後の活動を楽しみにしている。
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