毎日jp(12月1日付)によると、来春に神奈川県内の公立中学を卒業予定の生徒のうち、定時制や通信制高校といった全日制以外の高校を希望する生徒が増加したことがわかった。高校進学希望者全体の数も前年より0.4ポイント増の95.9%と増加しており、県教委では景気低迷と選択肢の多様を理由に挙げている。
定時制や通信制を希望する生徒の増加傾向は、通信制の横浜修悠館が開校した平成20年に希望者が急増した反動で一時的に低下したのを除けば、ここ10年続いている。
県教委では「昼間に通える定時制や独自の校舎を持つ通信制の開校で、全日制に近い学校での過ごし方ができる。全日制にこだわらず、自分に適した学校選択ができるようになったのではないか」とみている。
また、全日制普通科高校の学区制は17年度入学生から撤廃されたが、調査では、旧学区外にある全日制普通科への進学希望者の割合が42.0%(前年度比1.3ポイント上昇)に上り、調査開始から6年連続でアップした。
県教委によると、普通科でも、専門的な授業を受けながら大学進学にも対応できる専門コースや、部活動の強い学校など、学区撤廃で選択肢が広がったためとみられる。県教委は「大学受験目的にかぎらない学習ニーズが高まっている」と分析している。
引用元:毎日jp「定時・通信制の割合アップ 公立中卒業予定者の進路希望」(12月1日付)
勉強や部活動ではなく、景気低迷による不安感が高校進学希望者の希望理由になってしまうのはいささかもの悲しい。反面、選択肢の多様化が浸透していっているのは興味深く感じる。今後も動向を見守り続けたい。
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