毎日jp(9月19日付)によると、9月18日に高知県高知市で不登校・ひきこもり・中退者を対象とした進路相談会が行われたことを報じた。
不登校や引きこもりの中高生、高校中退者を対象にした「進路相談会」が18日、高知市大原町の県教育センターであった。NPO法人県生涯学習支援センターが主催し、今回で8回目。
相談会には不登校者らを受け入れている県立高校や通信制高校、フリースクールなど13団体が参加。11のブースが設けられ、保護者ら約20人が各ブースを回り、進路についてアドバイスをもらったり、担当者とじっくり話し合っていた。
不登校で来年3月に退学させられるという高2の母親(46)は、「子どもと一緒に来たかったが、子どもはまだ時間がほしいと言って拒否された」と悔しがった。母親によると、いじめが原因で、中学1年の時に学校恐怖症になり、高知市内の県立高校に進学したものの、2年生で不登校となり留年した。今も不登校が続き、出席日数が足りずに退学させられるという。母親は「こうした集まりで、情報を得られると、将来の展望が少しずつ見えて助かります」と話した。
県内では不登校や引きこもりの生徒らに進路情報を提供する機会は極めて限られているのが現状で、会場からは「学校以外で勉強するには」「高校卒業認定試験を取るには」など、情報を求める声が多く寄せられた。
引用元:毎日jp「進路相談会:不登校生徒に進路を 高知で13団体参加、中高生対象/高知」(9月19日付)
不登校やひきこもりなどの子どもをもつ親は、情報不足などで孤立してしまう傾向がある。そういった時に、こうしたイベントを通して同じ悩みをもつ親同士の情報交換ができる場は貴重といえるだろう。 生徒自身の進路を考えるだけでなく、親の精神面をサポートすることも大切だ。なぜなら、それが生徒を支えることにも繋がるからだ。
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