通信制高校を舞台にしたドキュメンタリー映画が熊本・天草で封切り

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通信制高校を舞台にしたドキュメンタリー映画が熊本・天草で封切り

2010年8月26日

西日本新聞(8月24日付)は、熊本県天草市御所浦街の通信制高校を舞台にしたドキュメンタリー映画が同市の劇場で公開されたと報じた。


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映画「グレーのバリエーション」


 熊本県天草市御所浦町の通信制高校「勇志国際高校」を舞台にしたドキュメンタリー映画「グレーのバリエーション」の上映会が同市の本渡第一映劇で21日から始まった。9月3日まで。初日は八代市出身の遠山昇司監督と、野田将晴校長のトークショーなどがあった。

 同校は2005年、御所浦町の離島・牧島に開校、イルカを飼育する学校として知られる。通常は自宅でリポートを作成する生徒たちは年に一度「スクーリング」と呼ばれる面接指導のため島に滞在。映画はその場面を中心に、生徒たちが成長していく姿を描く。

引用元:西日本新聞「御所浦の通信制高描く映画 地元天草で上映開始 監督と校長がトークショー」(8月24日付)

遠山監督は日本最年少の活弁士・麻生子八咫(あそうこやた)氏を起用した無声映画「あっちこっちパッパ」を手掛けるなど精力的な活動を行う新進気鋭の映画監督。「グレーのバリエーション」では、4泊5日のスクーリングを通して白でも黒でもない、豊かな色調をはらむ"グレー"な存在としての生徒たちを描く。

通信制高校、さらには生徒たちの成長過程を捉えた映画として高い注目を浴びる同作品。通信制高校の活動や役割などを伝えるものとして期待が寄せられている。

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