文部科学省が20日に公表した07年度の児童生徒問題行動調査の結果では、いじめが依然として深刻な問題となっていることが分かりました。
新たな問題として浮上しているのが「ネットいじめ」。
自殺の原因にいじめが関係している可能性がある5件のうち、1件は、悪質なネットいじめが確認されています。
「ネットいじめ」は、本人が知らないところで中傷され、学校側が把握しにくい特徴があります。最近では、携帯電話を持つのが当たり前で、携帯サイト上で中傷の書き込みをすることが主流となっています。
このような状況のため、ネットの正しい使い方等を教える情報モラル教育に取り組む学校も増えてきています。また文科省も教員向けのネットいじめ対応マニュアルを約8万部作成、来月中に全国の国公私立の全小中高校に2部ずつ配布するとのことです。
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