時事通信(2010年7月26日)によると、
小学4年から中学3年までの6年間に、いじめられた経験を持つ子供は9割に上ることが、文部科学省の国立教育政策研究所の調査で26日までに分かった。同研究所は「いじめは限られた子供だけでなく、どの子にも起こりうることを受け止め、対策を立てる必要がある」と分析している。
「仲間外れや無視、陰口の被害」もきちんといじめ経験としてカウントしている調査のようですから、これは日常のコミュニケーションの中にあるということになります。
ユネスコではESD(持続可能な開発のための教育)というコンセプトで、フォーマルな教育だけではなく、ノンフォーマルな場面での教育の調査の重要性をレポートでまとめています。
フォーマルであれ、ノンフォーマルであれ、そこに共通しているのはコミュニケーション行為です。この行為の中に、差別やいじめが潜んでいるわけです。
言葉の中にひそむ悪意を払拭する教育を行える場は、通信制高校にある可能性が大です。もちろん、そうでないところもあるでしょう。だからこそ通信制高校の情報を調べることは重要です。
全日制よりも希望の光がある可能性があると同時に、あらゆる物や事、場は、そうでないケースもあります。いじめが9割というのは、コミュニケーションの悪意に気づかない人が多いということを示唆しているのかもしれません。
それに気づいた人が通信制高校にサバイバルの希望を抱いて入学してきます。その希望を実現できる通信制高校を探すところからサバイバルは始まります。
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