2010年1月の通信制高校ニュース一覧

つくば開成高等学校
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2010年1月

京都府議会 「学力向上」テーマに「出前議会」

2010年1月21日
京都府議会は19日、初めての「出前議会」を京都市伏見区の府総合教育センターで開いた。文教常任委員を務める府議8人とPTAや府教育委員会の代表者9人が「家庭、地域と連携した学力向上の取り組み」をテーマに意見交換した。議会活性化の一環で、常任委と府民の直接対話の機会を増やそうと企画した。傍聴席も設けられ、PTA関係者など19人が座った。(京都新聞2010年1月19日)


◇市民と直接対話することは画期的である。


◇学力向上のベースとなる「早寝、早起き、朝ご飯」など家庭環境を整える取り組み事例や不登校児童への対応などについて話し合われたようだ。


◇今後も続け、さらに多くの自治体に広がっていくことを期待する。


◇ただし、事例ケースの中にある法則性や一般性を探す作業も同時に行う必要もあろう。根本的な解決策の模索も、難しい話になるかもしれないが重要なのではないか。

2010年1月

文科省 子どもの相談体制強化へ

2010年1月19日

◇時事通信(2010年1月14日)によると、14日、文部科学省は、子どもがいじめや不登校などの悩みを安心して相談できる体制や子どもの居場所づくりを強化するために、官民が連携して取り組む推進会議の初会合を開いた。


◇川端達夫文科相は、あらゆる立場の人が力を合わせて、子どもが一人で悩まずに解決できる方策をめざしているようだ。


◇相談できる場所や居場所をつくることは重要である。しかし、それがハード面の充実に終わらないためには、相談というコミュニケーションの内的システムの議論と検討が必要である。


◇たんに話せてよかったとか居場所にいけばおちつくというだけではなく、問題をいっしょに解決できる連携スキルがポイント。しかし、それはたいへん難しい。


◇たしかに家族形態は大きく変化しているが、家族のように物心ともに協力しあえる条件を家族以外のシステムでできるだろうか。家族と地域と学校と社会を貫くコミュニケーションシステムの議論をどこかで開始したいものである。

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