サーチナ(10月14日付)によると、北海道札幌市の札幌区民センターでアコースティック・デュオ「ひいらぎ」が10月12日、高校生に向けて出張ライブを行った。
札幌北高等学校の定時制に通う生徒たちを、近くの区民センターに集めて行なわれた今回のライヴ。企画に応募した同校(定時制)PTA会長は、「ひいらぎの高校卒業の経緯を新聞で知って感動した。自分の娘が今高校3年生で、ひいらぎのように夢を持って卒業してほしい」という理由で、応募したとのこと。ひいらぎのメンバーも、全日制の高校ではなく通信制高校に通い、恵梨香(コーラス・ギター)は10年間、千晶(ヴォーカル・ギター)は7年間かけて卒業していた。
ライヴを終えたメンバーは、「今日のライヴが、もし学校を辞めたくなったとき、10年間かけて卒業した人もいるから、もう少し頑張ってみようかなと思うきっかけになれば嬉しい。(恵梨香、コーラス・ギター)」「働くこと、好きなことと、学校に行くことの両立は難しいけど、卒業したいという気持ちを持っていれば、必ずできる」とコメントし、高校生たちにエールを送っていた。
10月27日(水)にはファースト・アルバム『地平線と秋の空』をリリースし、10月29日(金)からは、東京、大阪、北海道をまわるワンマン・ライヴも開催するひいらぎ。最新情報はオフィシャル・サイトまで。
引用元:サーチナ「10年かけて高校を卒業した"ひいらぎ"、定時制に通う高校生に向けた出張ライヴを敢行」(10月14日付)
通信制高校を卒業した先輩が表舞台で活躍していると、卒業を目指して自学自習に励む生徒たちの活力になる。「ひいらぎ」の2人には、"もうちょっと"頑張る気持ち・応援する気持ちを歌にのせて、多くの人の心に届けていって欲しい。
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